「マジで?!」
改めてスーツケースをよく見てみると、ローマ字で男性の名前が書いてある札がぶら下がっていた。
「最悪や。」 (このスーツケースの持ち主さんが・・・。)
自分のスーツケースだと思い込んでしまっていた私は、きちんと確認せずに
ホテルまで来てしまったのです。
冷静になろうと、ひとまずお風呂をとめてベッドに腰掛けました。
「今は夜中の12時半だし、これから空港に戻るわけにもいかないなぁ。」
「とにかく空港に電話してみよ。」
フロントで航空会社の電話番号を調べてもらい、部屋から電話しました。
もちろん留守電でしたが、営業開始時間を書き留めて、チン・・・。
「よし。今できることはもう何もない。」
シャワーを浴びて、着てきた服をまた着て寝ました。
ってか寝れるワケない!!
バンコク初日で大失敗して興奮状態だし、このスーツケースの持ち主は心配してるだろーなぁとか、
自分の荷物は空港にあるかどうかわかんないし。
ウトウトしては現実に引き戻され・・・を、2,3回繰り返した明け方6時半ごろ。
寝るのは諦めて、朝食をとりにホテルのレストランに。(こんな事態でもお腹が空くのねー。)
まずは、早起きのピーチャさん(いつもバンコクでお世話になっているおじさん。)に電話。
無事にバンコクに着いた事と、いきなりやらかした自分の失敗を説明する。
10時ごろホテルに迎えに来てくれるそうだ。
お次に、航空会社の営業開始時間を待って電話をかけ、これまた自分のやらかした事を説明。
間違えたスーツケースとパスポートを持って空港へ来て下さいとのこと。
しばらくしてピーチャさんがお迎えに来てくれた。空港に行く前に、ひと仕事終わらせなければ!
この日にしかない展示会があったので、(この日に合わせてスケジュール組んだ。)
「仕入れの時だけは忘れよう!」と、心に決めて一生懸命に商品を選ぶ。
二時間ほどで仕入れを済ませ、いざ空港へ!
「スーツケースの持ち主に会いませんように・・・。(あわす顔がない)」と、
ビクビクしながら航空会社の事務所で間違えて持ってきたスーツケースを引き渡しました。
手続きをして、今度は自分の荷物を探しに預かり所へ。
あった!すぐに見つけました♪ 無事、自分のスーツケースを手にして、やっとホッとしました。
もう、こんなヘマしないぞ!と心に誓う。
ご迷惑をかけた皆様、申し訳ありませんでした!!